Aug 2021 | News |

東京発(2021年8月18日) – 情報サービスプロバイダーであるエクスペリアンジャパン株式会社 (本社:東京都千代田区、代表取締役:コロム・ジョン・ケネリー、(以下、 エクスペリアンジャパン)は、インターネットを活用した個人向けの資産運用銀行として2021年に開業20周年を迎えたソニー銀行株式会社様(以下、ソニー銀行)に、激化する競争を勝ち抜くために不可欠な新たなデータ活用戦略プログラムに、消費者セグメンテーションツールである「Experian Mosaic Japan 」(以下、Mosaic)が採用され、その導入事例インタビューを8月18日に公開いたしましたことをお知らせいたします。

 

ソニー銀行では、「ソニー銀行」というブランド自体は一定の認知が得られている反面、実際のサービスの点では他のインターネット銀行に比べてまだまだその特徴が理解されていないという課題を抱えていました。この課題の解決策として、同行では鉄道の車内吊り広告などの交通広告の活用を決定しましたが、限られた広告費の配分の最適化と費用対効果の最大化を実現するために、適確な広告の出稿路線や駅を判断する必要があり、日本全国の地域を町や丁目レベルで14 の大分類グループ(A ~N)・ 52 タイプ・220 セグメントに分類でき(※1)、家族構成や年収レベル、居住状況、オンラインリテラシーや自動車の所有状況など、多彩なライフスタイル情報が住民のペルソナとして詳細に把握できる、エクスペリアンジャパンの「Mosaic」の導入が決定されました。※1:Mosaicの分類詳細については、こちらをご参照ください >> https://www.experian.co.jp/mosaic

 

このたびのソニー銀行へのMosaic導入に際し、 ソニー銀行株式会社 DX戦略部 部長 伊達  修 様より、次のお言葉を頂戴しております。

 

「当行では、他にはない商品・サービスを提供するために、他行が持たないデータを収集・分析して常に開発のヒントを探っています。商品開発やマーケティング部門だけでなく、全行を挙げてデータ重視の業務を実践しており、データドリブンな企業文化の醸成に取り組んでおり、それが当行の革新に結び付いています。正確で最適なデータを独自の商品・サービス開発に活用し、より訴求したい層のお客様に確実に当行のメッセージをお届けするためのツールの一つとして、エクスペリアンジャパンが提供する消費者セグメンテーションツール「Mosaic」を導入するに至りました。個人情報を含まないMosaic の消費者セグメンテーションデータならば、『共通ID』として他の事業者とデータを共有することができ、新たな施策を創出することができます。Mosaicを用いて他社にない手法でデータ分析を行うことで、先行きが不透明な昨今であっても、予想すらしなかった新たな気付きを得ることができることから、今後もお客様のニーズを可視化する試みに果敢に挑戦していきます。」

 

また、エクスペリアンジャパン・韓国担当 代表取締役 コロム・ケネリーは、ソニー銀行へのMosaic導入について、次のように述べています。

 

「エクスペリアンジャパンのMosaicをソニー銀行からご採用いただいたことを、大変喜ばしく思っております。エクスペリアンは30年以上に亘り50以上のMosaicセグメンテーションソリューションを開発してきました。新型コロナウイルスの感染拡大により経済活動の制限がかかる現在において、消費者の行動がいまも大きく変化しています。そしていかなるビジネスでも消費者のニーズに合った適切な出店戦略やプロモーション戦略をあらためて検討する必要が生じております。データドリブン経営を推進されるソニー銀行において、時勢の変化に対応した消費者の属性やステータス、ライフスタイルなどを把握できるMosaicをご活用いただき、高度な分析を行っていただくことで、その結果を顧客体験向上のための革新的な企画や施策にお役立ていただけると確信しています。」

 

〔ソニー銀行でのMosaicの事例〕

同行では、対象となる首都圏のエリアの地図データにMosaic の大分類の住所分布をジオデモグラフィック分析手法(地理学的人口統計属性分析手法)によって首都圏の地図と重ね合わせることで、どの地域にどういった属性の人が多く住んでいるかの詳細な可視化を実現し、想定外のエリアにも見込み客が分布していることが明らかになりました。

 

                                                                               Copyright © 2002 MapMarketing Co.,Ltd.

 

Experian Mosaic Japan について

国勢調査によって回収された一貫性のあるセグメンテーションデータを基に、日本全国の顧客を22万件の町丁目または郵便番号か国土地理協会(JGDC)が発行する町字コードに正確に分類し、各エリアにMosaicコードを割り振り、そのMosaicセグメントにおいてライフスタイルを含めた約600の変数ごとの傾向値をとりまとめたオーディエンスデータです。消費者の属性・ステータス・ライフスタイルなどを把握できるジオデモセグメンテーションツールとして顧客の行動、環境および好みの予測を行うことが可能です。

 

エクスペリアンについて

エクスペリアンは、グローバル情報サービスのリーディングカンパニーです。住宅や車の購入、子供の高等教育、また新規顧客を獲得してビジネスの成長を図るときなど、私たちは人生のさまざまな重大なシーンで、消費者や私たちのクライアントが安心してデータを管理できるよう支援しています。財務状況を管理し、金融サービスを利用する個人向けの支援をはじめ、企業の持続的な成長を支えるスマートな意志決定により金融業者がより責任を持って融資できるように、また組織がなりすまし犯罪を防止するための企業向けの支援も提供しています。

 

エクスペリアンでは44か国に17,800人の従業員が、毎日新しいテクノロジー、優れた人材およびイノベーションへの投資を続けながら、すべてのクライアントの皆様があらゆる機会を最大限に活用できるよう支援しています。また、エクスペリアンはロンドン証券取引所(EXPN)に上場しており、FTSE100種総合株価指数の構成銘柄です。 詳細はhttps://www.experian.co.jp(日本語)またはwww.experianplc.com(英語)をご参照ください。

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本プレスリリースに関する報道機関からのお問い合わせ:

エクスペリアンジャパン株式会社

マーケティング部 シニアマーケティングマネージャー 駒村(こまむら)

TEL: 03-6262-7650 / E-mail: prj@experian.com

 

Mosaic製品情報のお問い合わせ

エクスペリアンジャパン株式会社 デシジョンアナリティクス 

Mosaic・ターゲティング担当 因幡(Inaba)

TEL: 03-6262-7602 (部門代表)

E-mail: prod-mosaic@jp.experian.com

 

「Experian」とそのロゴは、エクスペリアンとその関連会社の、EU・米国・日本・各国における登録商標、または商標です。帝国データバンクとそのロゴは、日本国およびその他の国における株式会社帝国データバンクの登録商標または商標です。その他、記載されている会社名および製品・サービス名などは、各社の商標・登録商標です。無断複写・転載を禁じます。

 

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