2016年1月18日、中国、北京 – 中国で最大規模のEコマース企業であるJDが所有するJDファイナンスは、オンライン取引用の不正防止システムの共同開発パートナーとして、情報サービス業界で世界的リーダーであるエクスペリアンを選択しました。
JD ファイナンスは、詐欺の検知および防止を目的として、エクスペリアンの不正取引対策関連ツールのひとつで、エクスペリアン傘下である41st Parameterが誇る業界トップクラスの不正検知・防止ソリューションであるFraudNetを導入します。
JDファイナンス リスクマネジメント部長、Stella Shen Xiaochunは「弊社は、直販チャネルのサプライヤーから、小売店やブランドの市場、そしてオンラインを通じた世界中のお客様まで、カスタマーのエコシステム全体を対象にサービスを提供しています。そのため、不正取引行為等、ますます複雑になるインターネット詐欺の脅威からお客様を守る方法について、常に考えており、テクノロジー主導の企業として、不正取引行為による損失防止へのコミットメントを達成するため、最適なアプローチを見つけることに注力しています。エクスペリアンのFraudNet ソリューションは、包括的な対不正取引戦略の重要な構成要素であり、私たちはお客様の本人確認を行う付加価値サービスを提供しポジティブな顧客体験を維持することができます。」とコメントしています。
不正取引の脅威を防ぐため、エクスペリアンのFraudNetはJD.comのカスタマーの行動データを分析し、ウェブサイトへのアクセスに使用したすべてのデバイスを認識します。この不正取引防止ソリューションを通じて、不正行為が行われる前に不審な動きを検知し特定する機能を提供します。
エクスペリアン・チャイナ マネージングディレクター、Chris Yaoは、「不正取引行為の状況は進化し続けており、企業はそれに対抗するための戦略を見極める大きなプレッシャーに直面しています。不正取引行為の進化と戦略のギャップを埋めるためには、高度な分析能力と同等の進化が求められます。JD.com にFraudNetを導入することは、私たちのユニークなアルゴリズムで、困難だがやり甲斐のある問題を解決し、ビジネスの成長を安全に加速させる私たちのコミットメントを表しています」 とコメントしています。さらに中国が直面する現代の不正取引行為のリスクに関して、Chris Yaoは「データセキュリティーおよび不正行為管理の分野における信頼されたリーダーとして、エクスペリアンは中国でのビジネスをサポートする堅牢で革新的な不正対策技術の開発に投資しています。」と述べています。
このFraudNetの導入は中国国内で初の試み、かつ、エクスペリアンにとっても現在までで最大規模の展開となり、今後、JDにおける日々の膨大な購買活動は、エクスペリアンのFraudNetによって不正取引行為のリスクから守られます。
エクスペリアン・チャイナの詳細情報は、www.experian.com.cn（中国語）を。
英語による本件の内容は、こちらをご覧ください。
●Experianについて
エクスペリアンは、世界各国でデータや分析ツールを提供しているグローバルな情報サービス企業です。信用リスク管理、不正防止、マーケティングのターゲット絞り込みや意思決定の自動化などのサービスを提供しています。また、企業だけでなく個人に対しても、信用情報管理やID盗難防止などのサポートを行っています。2015年には米『フォーブス』誌の「世界で最も革新的な企業（World’s Most Innovative Companies）」の一社として選出されました。
アイルランドのダブリンに本社を置き、イギリスのノッティンガム、米国カリフォルニア州コスタメサとブラジルのサンパウロに事業本部を構え、37か国で17,000人以上の従業員を擁し、ビジネスを展開しています。Experian plcはロンドン証券取引所に上場し（EXPN）、FTSE 100インデックスにも選ばれています。2015年3月期の年間売上高は48億ドルにのぼりました。
詳細については、http://www.experianplc.com、または動画‘Inside Experian’（英語）をご覧ください。
●JD.comについて
JD.com は取引量および中国における市場シェアにおいて中国国内最大級のオンライン直販企業であり、2015年にフォーチュンチャイナ500に選出されました。JD は顧客が楽しめるオンラインショッピング体験を提供します。コンテンツが豊富でユーザーフレンドリーなウェブサイトwww.JD.comやアプリを通じて、素早くしかも信頼できる方法で幅広い商品群を競争力の高い価格にて提供しています。JD.com は、全国に広がる独自のフルフィルメントインフラおよび各配達先への配送ネットワークを構築しています。2015年6月30日付けで、JD は44都市に166の倉庫、4,142箇所の配送ステーション、2,043地区および郡を網羅する集荷ステーションを運営しています。2015年、JDはナスダック100指数の銘柄の一つに選ばれました。
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