PowerCurve® 与信管理ソリューションで

与信のスコアリングを自動化し、業務効率

を大幅に向上

利用企業の声 – ワイジェイカード株式会社

人手に依存した属人的な与信審査の解消に 向けて、

エクスペリアンの与信管理ソリューション を導入。

 

ワイジェイカード株式会社

信用企画部
部長 小幡 壮一郎 氏
信用企画グループ マネージャー 前原 浩二 氏

ヤフーグループの一員として、クレジットカード事業を中心に成長を続けるワイジェイカード株式会社(以下、「ワイジェイカード」)。
ワイジェイカードでは、人手に依存した属人的な与信審査の解消に向けて、エクスペリアンの与信管理ソリューションを導入。標準化されたスコアリングモデルをもとに与信の精度と業務効率を飛躍的に向上するとともに、PowerCurve®を使って入会申し込み審査の80パーセントを自動化することにも成功しています。
市場のニーズに柔軟な新たな与信審査環境、ワイジェイカードの持続的な成長を支える競争基盤として大きな価値を発揮しています。

ワイジェイカード株式会社 信用企画部 部長 小幡 壮一郎氏

背景・課題

債権の劣化による貸し倒れが増える中、従来のルールベースによる属人的な与信審査から、標準化されたスコアリングモデルによる精度の高い与信審査への移行が求められていた。

ソリューション

スコアリングの審査ロジックをユーザーが自由に設定・変更す
ることができ、顧客のニーズや市場の変化に柔軟な与信審査を可能にするエクスペリアンの与信管理ソリューションを導入。

導入効果

新たなスコアリングモデル・与信ルールによって審査の精度や成果が可視化され、客観的な数値をもとにした合理性のある審査モデルが確立された。またプロセスの自動化などによって、担当者の負荷は大幅に軽減した。

「エクスペリアンの与信管理ソリューションによって、
 属人的な判断に依存することなく、
客観的な数値をもとに
 合理性のある審査結果が出せるようになりました」

クレジットカード事業の成長を支える与信審査の「可視化」と「標準化」

2015 年にヤフーグループの傘下に加わり、クレジットカード事業を中心に決済・金融の分野で多彩な事業を展開するワイジェイカード株式会社。最近では、ソフトバンク株式会社とヤフー株式会社が共同で提供するスマホ決済アプリ「PayPay」の人気拡大に伴って、「Yahoo! JAPAN カード」の発行枚数を大きく伸ばしています。

ワイジェイカードがエクスペリアンの与信管理ソリューションであるSMG3(Strategy Management Generation 3)を導入したのは、2007年。
そのきっかけは、「与信審査の可視化と標準化」と「審査の柔軟性・迅速性の向上」に向けた取り組みにあったといいます。ワイジェイカードでは当時、債権の劣化が経営課題の1つとなっており、途上与信の精度向上に向けた抜本的な対策が経営層から強く求められていました。信用企画部の部長を務める小幡壮一郎氏は、次のように振り返り ます。

「当時の審査システムにはスコアリング機能がなく、社内の専門家によるルールベースの審査のみで、審査が属人化・ブラックボックス化していました。この課題の解決には、審査結果の妥当性を客観的に判断することができ、なおかつ標準化できるスコアリングモデルに変えていくことが必須要件だと考えました」

ビジネス環境やカード利用者のニーズが目まぐるしく変化する中で、これらを定量的に把握しながら、柔軟かつスピーディに対応できる与信審査の仕組み作りは、ワイジェイカードが持続的な成長を実現していくための急務の経営課題となっていたのです。

モデル設計やルール変更の柔軟性を評価し、エクスペリアンの採用を決定

スコアリングツールの具体的な選定に着手したワイジェイカードでは、複数の製品を比較検討した結果、最終的にエクスペリアンのSMG3 の導入を決定しました。採用の決め手は、ユーザー側でモデルの設計やルールの変更が自由にできる柔軟性にあったと小幡氏は語ります。

「それまではわずかなルール変更であっても、システム部門を巻き込んで数カ月がかりの作業でした。これではお客様からの急なご要望や市場の変化に追いついていくことができません。SMG3 であれば、私たちの部門の意思決定で自由にルールを設定・変更することができ、市場のスピードに即応できるという期待がありました」導入プロジェクトは、2007 年にスタート。まずは当初の目的である途上与信、続いて初期与信にもSMG3 の導入を進めていきました。

その後、エクスペリアンが提供する申し込み段階での不正を検知する「Experian Hunter」(Hunter) も追加導入し、約2 年がかりで導入を完了しました。「さらに2018 年6 月からはSMG3 の後継製品であるPowerCurve® を導入して、現在は並行稼動しています。PowerCurve® は現在、個別増枠審査で活用されていますが、2020 年1月には完全移行を完了し、PowerCurve®とHunter の2 本立てとなる予定です」

スコアリングモデルの標準化で属人的な審査プロセスが解消

エクスペリアンの与信管理ソリューションの導入効果として、まず挙げられるのが「スコアリングモデルの標準化と結果の可視化」です。小幡氏は属人的な判断に依存することなく、明確なモデルに基づいた客観的な数値をもとに、合理性のある審査結果が出せるようになったと話します。「経営層に対する報告においても、可視化された精度の高い情報を提供できるようになりました。

また、信用企画部 信用企画グループ マネージャーの前原浩二氏は、ロジック変更の柔軟性が業務の現場にもたらす効果を高く評価します。
これまでは審査担当者が個々に判断していたのを、SMG3 の導入後はこうした判断はツールが行い、担当者はその結果を確認するだけで済むようになりました。さらに、審査画面上(プラットフォーム)にプロセスのデザイン環境も実装されているため、システム部門の手を借りることなく、審査ロジックの変更や効果の検証を自由に行うことができます。変更を決定すれば翌日には切り替えが完了し、現場を待たせることもなくなりました」これにより、現在は①定量的かつ合理的な審査ロジックの実現、②審査から決定までのプロセスの標準化、③柔軟なロジック変更による市場の変化へのスピーディな対応の3 つが同時に実現し、科学的な手法に基づく与信審査の基盤が固まりつつあります。
審査のロジックを変更する際、従来のロジックと新しいロジックを並行運用して、効果を検証する「チャンピオン&チャレンジャー」テストも有効な機能です。これについて、前原氏は「新しいロジックを審査対象の何パーセントに適用するかを自由に設定して、既存のロジックとの効果の差を比較検証できます。業務を継続しながら、なおかつインパクトを最小限に抑えて実地検証が可能な点は大きいです」と期待を寄せています。

ワイジェイカード株式会社 信用企画部
信用企画グループ
マネージャー 前原 浩二 氏

ビッグデータ活用への応用と新たなサービス創造を目指す

ワイジェイカードでは、エクスペリアンの与信管理ソリューションがもたらす成果を積み重ねていくことで、スコアリングの客観的な判断結果をもとにした、新たな与信戦略が確立されつつあります。標準化されたモデルから得られる数値をもとに新たなロジックを考え、その成果を検証し、さらに精度の高いロジックが生まれるという与信戦略のPDCAサイクルが出来上がりつつあることを実感しています」(前原氏)またワイジェイカードでは、急増する入会申し込み希望者を待たせないため、初期与信のさらなるスピードアップを図りたいと考えています。ここではPowerCurve®を活用することで、すでに80 パーセントのスコアリング作業が自動化されており、将来的には100 パーセントを目指してチューニングなどのノウハウの蓄積を進めています。
今後について、エクスペリアンの与信管理ソリューションの活用可能性として、小幡氏はビッグデータ活用も視野に投資価値をより高めていきたいと考えています。
「近い将来、AI や機械学習がビジネスを支えるキーテクノロジーとなっていく中で、当社もヤフーグループの一員として、それらを活用して新たなビジネスを創造すべく、さまざまな研究を進めています。その意味でも、PowerCurve®にはまだまだ大きな活用可能性があるはずです」市場の期待、新たなニーズに応えるサービスモデルの開発に余念がないワイジェイカード。ワイジェイカードのインテリジェントな与信戦略のこれからに、エクスペリアンのソリューションはますます大きな貢献を果たしていくはずです。

 

CUSTOMER PROFILE

会社名 ワイジェイカード株式会社

設立 2014年7月
主な事業 クレジットカード事業、カードローン事業、
信用保証事業
本社所在地 福岡県福岡市
従業員数 550名(2019年4月1日現在)
URL https://www.yjcard.co.jp/

 

関連情報

ワイジェイカード様からは、本お客様導入事例の動画撮影にもご対応いただきました
是非、お客様からの生のお声をお聞きください。

 

本ワイジェイカード株式会社様導入事例(PDF)は以下ボタンをクリックしてダウンロードいただけます。