海外企業調査レポート
利用企業の声 - 西本貿易株式会社

西本貿易株式会社

https://www.wismettac.com/ja/group/group/nishimoto.html

経営企画室 担当課長 井上 裕司様

明治45年創業の歴史ある貿易会社として、最適地・最適メーカーで生産された食材を輸出入、世界各国・地域への販売事業をはじめ、“食”を中心に様々な事業を展開する西本貿易株式会社。2015年にはグループ名を「西本Wismettac」へ変更し、現在までに培った世界における商社・企画開発販売・分荷配送卸のネットワークを活かし、さらなる事業発展へ取り組んでいます。

世界各国への食材の輸出入事業を展開するとともに50～60か国の取引企業に信用調査を実施

食材の貿易事業を幅広く手がける西本Wismettacグループは、米国や欧州、豪州、アジアに現地法人を持ち、原料から加工品まで幅広い分野における最適地生産および各国・地域への食材販売事業を展開しています。中でも西本貿易株式会社（以下西本貿易）の国際事業本部は、各国で最適地生産された日本食・エスニックフードを各国の顧客へと販売しており、日本および米国を除く各国現地法人の取引先である、欧州・中東・アジアの50～60か国の取引先企業に対し信用調査を行っています。その役割を経営企画室の井上氏は次のようにとらえているといいます。 「近年の日本食ブームでビジネスチャンスが広がると同時に、競争も激しくなってきています。その中で、営業担当者が感じる肌感覚を補完するもの、現場をサポートしていくためのものとして信用調査は重要だと考えています」

年1度の定期調査と新規取引先調査を実施
レポート共通評価軸による企業実態の把握しやすさを実感

西本貿易では、2010年に信用評価の効率化・迅速化を目指し、エクスペリアンの「スタンダードレポート」を導入。以来、2015年3月からは「海外企業調査レポート」を利用し、新しく始まるオンラインサービスも利用する予定だといいます。

現在は主に販売先を中心に年1度の定期レポートを取得するほか、取引規模が大きい場合には仕入先に対しても実施。また、取引の大幅な増額やトップの交代など変化がある都度、単発での利用も行っています。

「信用調査は当社のビジネスの根幹にも直結するので、常に最新・最適なものをと考えています。『海外企業調査レポート』で世界各国企業共通の評価軸を使ってみると判断のしやすさを実感しています。評価が8段階と細かく、根拠も明確に記されているので、対象企業の実態がより詳しくわかりますね」

スピーディーに情報入手、いざという時のきめ細やかなサポートも高評価

現在、西本貿易では他社を含め複数の調査レポートを併行して活用。使いやすさや納期の精度などから、次第にエクスペリアンの「海外企業調査レポート」がメインに使われるようになっているといいます。 「評価のわかりやすさに加え、目安となるレポート納期がわかるのは現場に対する回答タイミングを約束できるので大変助かります。現場からはスピード以上に納期の確実性が求められますから。必要に応じて特急や超特急も利用しますが、アジア圏で10営業日程度なら十分です。また、1レポート当りの費用がリーズナブルで必要な分だけ購入できる点もありがたいですね」。

さらに、屋号の一部しか知り得ない場合、似た名前、店舗と会社が異なる場合など、取引先を特定するのすら難しい場合にも、予備調査や中間報告などフレキシブルな対応を行うエクスペリアンのきめ細やかなサポートが助かっているといいます。

「普段のスピーディーなレポート取得もそうですが、加えていざという時はやはり人の手によるフォローが助かります。オンラインサービスになり簡便性・迅速性に期待できるとともに、従来どおりこのサポートもあるということであれば安心ですね」

社内的な評価格付けの指標としての活用に加え、市場開拓の先行調査にも役立てたい

西本貿易では、さらなる事業拡大が進む中で、将来的に「海外企業調査レポート」を使い取引先の的確な把握・管理をしていくことを目標としているといいます。

「例えば取引先の社内的な格付けを実現することができれば、よりスムーズな評価が可能になる。その指標として『海海外企業調査レポート』を上手く活用していきたいですね。そして環境整備とともに、市場調査で取引先としての可能性を調査したい時など、「攻め」のツールとしても活用していきたいと考えています」

※記載された情報は、インタビュー当時のものです。